プログノーシスは昨年に続き、2着に敗れた。ゲートが遅く、最後方からの競馬になったが、徐々に位置を上げ、4角は好位の外へ。直線はしぶとく伸びたが、首差及ばなかった。3度目の香港でみたび立ちはだかったのはライバル、ロマンチックウォリアーだった。

中内田師は「馬は遠征に慣れていましたし、いつもどおりに臨めましたが、正直悔しいです」と言葉を絞り出した。川田騎手は「何度も香港にチャレンジしている馬ですので、この環境にもしっかり慣れていますし、ただ今日はゲートがいつも以上に出ることができなくて、あの形からの競馬になりましたけれども、道中ペースはそれほど速くなかったので、彼のリズムを崩さないように競馬を組み立ててきて、着差はわずかですけれども、とはいえ、いつもあの馬が勝ち切っていく中、今日こそは勝たせたいと思いながらの競馬ではありましたので、精いっぱいの走りをしてくれたと思います」とコメントした。