女性初のJRA調教師として開業した前川恭子調教師(47)が、30日中京の高松宮記念(G1、芝1200メートル)でG1へ初挑戦することが5日、分かった。音無厩舎から転厩した重賞3勝馬モズメイメイ(牝5)を出走させる。

この日付で開業して厩舎をスタートさせたばかり。1カ月足らずでいきなり大舞台へ立つことになった。

それでも臆することはなく「特別緊張することはないですし、構えることはないです。やることは同じなので。(研修した)矢作厩舎でもそうでしたから。(音無厩舎所属時から担当する厩務員の)内徳さんがいるから大丈夫です」と思いを語った。

前川師は女性として初めてJRAの調教師試験に合格して、昨年に免許を取得した。以後は矢作厩舎で研修して、海外遠征にも同行していた。開業初日は厩舎カラーの“ティファニーブルー”のジャケットに身を包んで指揮したが「『私の厩舎だ』と感慨深く見るひまはなかったです」と苦笑いしていた。

モズメイメイは昨年のアイビスサマーダッシュなど重賞3勝を挙げており、前走の阪急杯では9着だった。