いよいよ今週日曜に第92回日本ダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)が行われる。連載「いざ初ダービー」では、初めてダービーの大舞台に挑むホースマンを取り上げる。
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マカヒキが制した16年日本ダービーは、佐々木大輔騎手(21)にとってディーマジェスティが3着に敗れたレースとして記憶に刻まれている。現在は堀厩舎で助手を務める父幸二さんは当時、二ノ宮厩舎所属。12歳だった佐々木少年は、父が調教を手がける皐月賞馬を応援していた。父に連れられ東京競馬場の助手エリアで観戦。レース後は「みんなで残念がって帰った」と振り返る。
あれから9年。騎手になることを夢見ていた少年は、デビュー4年目の有望株としてダービー初騎乗を迎える。パートナーは青葉賞2着馬ファイアンクランツ。昨年7月の札幌新馬戦以来となる再コンビだ。「新馬戦の時から長い距離は持つと思っていた。うまくいけばダービーにいくのかなとも感じていた」と明かす。22日には調教で久々にまたがりあらためて感覚を確認。「2歳の頃に比べ、シンプルにパワーがついてきた。真面目に走れるようにもなっている」。心身の成長を感じ取っている。
世代NO・1を決める伝統の大一番は「G1の中でも別格のレース」。満員に膨れ上がったスタンドの前で、21歳6カ月9日でのダービージョッキーの座を狙う。【奥岡幹浩】

