アイルランドから参戦した昨年の英セントレジャー覇者ヤンブリューゲル(牡4、A・オブライエン)が快勝し、G1・2勝目を挙げた。鞍上はライアン・ムーアで勝ちタイムは2分36秒13。

断然人気となっていたのは前走ドバイシーマCで日本馬ダノンデサイルの2着だったフランスのカランダガン(セン4、F・グラファール)。エプソムの最後の直線で先に抜け出したヤンブリューゲルに対し、外から猛烈な勢いでカランダガンが迫り、2頭の激しい追い比べになった。カランダガンが差し切るかに見えたが、そこからヤンブリューゲルがもうひと伸びし、最後は半馬身差をつけてゴールしている。2着カランダガンから7馬身差の3着に昨年の香港ヴァーズ覇者で前走ドバイシーマC5着のジアヴェロットが入った。

ガリレオ産駒のヤンブリューゲルは昨年無傷の4連勝で英セントレジャーを制覇。今年初戦のG3アレッジドSで初黒星を喫したが、この勝利で通算成績は6戦5勝2着1回となった。この勝利で凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)へ向けた大手ブックメーカー各社の単勝前売りオッズは15~21倍に上昇した。ただ、同じ厩舎には昨年の愛ダービー馬、凱旋門賞3着のロスアンゼルス(牡4)がいるため、今後のレース選択は難しくなりそうだ。