今年もPOGの季節がやってきた! ロブチェンの2冠達成で幕を閉じたダービーからまもなく、今週から2歳新馬戦が始まる。毎年恒例の「先取り2歳クラシック番付」を東京・桑原幹久記者と大阪・ことは(下村琴葉)記者が作成。24年生まれのスターホース候補が、ずらりと並んだ。

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桑原 寂しいねぇ。

ことは このコーナーは昨年までマイク先輩の“十八番”でしたもんね。

桑原 それもそうだけど、去年の先取り番付は重賞馬4頭、牝馬の前頭3枚目ドリームコアがオークス2着と頑張ったけどG1馬はゼロ。どれも素質馬に違いないけど、競馬は本当に難しい。

ことは 今年こそ大丈夫です! 初参戦の私がいますから。

桑原 おぉ、頼もしい。さっそく牡馬からいってみよう。えーっと…。

ことは 横綱はジャンゴッド(父キタサンブラック)でいきましょう! 皐月賞馬ジャスティンミラノの半弟で、24年ミックスセール当歳部門では藤田晋オーナーが2億9000万円(税抜き)で落札しました。ロブチェンでダービートレーナーになった杉山晴師が「クラシック路線を目指していきたい」と期待の逸材です。

桑原 見栄えする馬体でスケールが大きいね。

ことは 調教にまたがった助手さんは「ばねがあって素軽い感じ。完成度が高そう。普段も素直で扱いやすい」と好感触でした。

桑原 「馬格がある」「仕上がりが早い」と評判の新種牡馬エフフォーリアの産駒から、ジョドレルバンク(武井)を推したい。ハイレベルな7日東京の芝1800メートルでデビュー予定。1週前追い切りではウッドで6ハロン81秒5-11秒3(末強め)と好時計が出た。武井師も「めちゃくちゃいいです。お兄さん(青葉賞4着のタイダルロック)よりドキュン、ズキュンと反応がいい。来年はこの馬でダービーに行きたい」と絶賛の嵐だったよ。

ことは 最近の傾向から早期デビュー組は必ず押さえないとですね。

桑原 だね。よし、次は牝馬だ。横綱は…。

ことは 福永師が「走ると思う」と高評価のベルコート(父サートゥルナーリア)を推挙します!

桑原 おぉ、勢いがいいね。

ことは 半兄グレナディアガーズは朝日杯FS勝利、半姉クイーンズウォークはクイーンCなど重賞3勝の良血で、25年セレクトセール1歳部門で2億4000万円(税抜き)の高値がつきました。夏ごろのデビューが濃厚で、早い時期から活躍してくれそうです。

桑原 俺は「世界一」イクイノックスの全妹エクアトーレ(父キタサンブラック)で夢を追いたいな。田中博師は「背中のいい馬。顔も体もイクイノックスに似ている。成長は遅めだけど、走らせなければいけない馬」と強い使命感を抱いていた。全姉イクシードも骨折さえなければG1で好勝負だったと思う。ぜひ指名したい1頭だね。

ことは 関脇以降もスター候補だらけですが、もう紙面のスペースがないそうです。

桑原 寂しいなぁ。でも、希望に満ちた番付ができたね。読者の皆さま、ぜひご参考に!

◆POGコンピ指数 日刊スポーツが各レースで使用している「コンピ指数」の考え方をベースに、2歳馬の将来性や期待値を数値化した新機軸の指標。満点は90、最低は40。高指数馬ほどドラフトで競合しやすい構成だ。単なる評判や話題性だけではなく、日刊スポーツが保有するデータをもとに算出している点が最大の特徴。