中京2歳S(G3、芝1400メートル、31日=中京)の最終追い切りが27日、東西トレセンで行われた。マイケルバローズ(牡、上村)は、新コンビの岩田望来騎手(25)を背に、Cウッドで6ハロン83秒3-12秒0。軽快な動きを見せた。無傷2連勝での重賞制覇へ、態勢を整えた。

   ◇   ◇   ◇   

マイケルバローズは指揮官が自信を持って送り出す素質馬だ。上村師は「どちらかと言えば早熟タイプなだけに馬っぷりはいい」と現時点での出来を評価。デビュー戦となった前走は、今回もライバルとなるアイルトンを2着に退け、白星発進を決めた。それでも「前走は思ったよりも接戦になった。動きからしてもっと楽勝しても良かったけど、初戦なので勝ちきったことは評価できる」と鼻差の勝利に満足しない。

初戦以上の走りを求め、調整は順調だ。この日の最終追いでは初タッグを組む岩田望騎手を背に、Cウッド6ハロン83秒3-12秒0。格上のジーティーアダマン(3歳3勝クラス)に首差先着を許したものの、前へと伸びる脚運びで軽快な動きを見せた。指揮官は「ジョッキーに感触をつかんでもらう程度の追い切りでした。先週までに負荷はかけている」と態勢は整っている。

あとは本番で全力を出すだけだ。初戦はパドックでの集中力不足もあり、100%の力は出せなかった。今回は本番慣れが見込める2走目かつ、前回と同舞台というのも好材料。トレーナー期待の新星がここで真価を発揮する。【原田竣矢】

 

◆中京芝1400メートル勝利馬の前走コース 23年以降の勝ち馬のべ87頭のうち最多18頭が、同じ中京芝1400メートルを走っていた。2位タイは小倉芝1200メートルと東京芝1400メートルの7頭。今回のメンバーで2戦連続同舞台はアイルトン、タマモイカロス、マイケルバローズの3頭。