夏のダート重賞が終わり、3歳ダートクラシック戦線もいよいよクライマックスが近づいてきた。不来方賞や戸塚記念といったジャパンダートクラシック(Jpn1、ダート2000メートル、10月8日=大井)の大事な前哨戦も終了し、「ダートクラシック番付」の編成委員たちが“熱かった夏”を回顧。近日中に番付編成委員会が3冠最終戦を前に、番付を発表する予定になっている。
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深田(中央競馬担当)みなさんご無沙汰です。夏を終えて、各地区の近況はいかがでしょうか?
舟元 新潟のレパードSはドンインザムードが快勝。特殊な馬場だけど、先行して勝ち切る強い競馬だったね。ヒヤシンスS3着からUAEダービー3着という実績馬。さまざまな経験を経て、馬がぐんぐん成長している感じを受けた。
深田 盛岡の不来方賞は田中博厩舎の「ポスト・レモンポップ」ナルカミが快勝しました。ジャパンダートクラシックへ向け、楽しみな存在になっています。
渡辺(南関本紙) 大井はシーソーゲームの東京ダービー3着が真っ向勝負で、胸を張れる内容。ただ、注目を集めた戸塚記念を圧勝したのは羽田盃2着、東京ダービー4着のナイトオブファイアでした。
牛山(南関担当) ナイトオブファイアは素晴らしい勝ちっぷりだった。大井の黒潮盃を勝ったマウンテンローレルは陣営によれば『まだまだ未完成』みたい。展開も向いた面はあるかもしれないけど、5連勝は見事だね。
渡辺 5連勝はいずれも同タイムか0秒1差。派手さはないけど、接戦になっての勝負強さを見せるあたり魅力が大きい。どこまでの器か、いまだ計り知れないような気もします。
松本 (兵庫本紙) 高知のジュゲムーンは3冠に挑んだ黒潮菊花賞で2着。その後は古馬相手に距離短縮のサマーチャンピオンに出走しました(5着)。秋になると距離適性を意識したレース選択になってきます。オケマルは無事に夏を過ごして、兵庫3冠がかかる兵庫オータムトロフィーへ。
奥村(道営本紙) ホッカイドウ競馬はなんといっても3冠馬ソルジャーフィルドだね。「こっちで古馬相手のレースを使って、ジャパンダートクラシック」というプラン。グランシャリオドリームはしっかりと人気に応えて勝ったし、馬のパワーアップを感じる。春の内容から、もっとやれてもいいよ。
牛山 不来方賞は地元岩手のリケアカプチーノが古馬相手の一條記念みちのく大賞典を勝って、これまでも番付組の地方馬と戦ってきた経験もあったから注目していたけど、JRA勢に次ぐ6着だった。
深田 いよいよ3歳ダート3冠競走はヤマ場に入ってきました。今年はナチュラルライズが春の2冠を制し、「3冠馬誕生」の可能性もあります。みなさんはどのくらいの確率で達成されると見ていますか?
松本 東京ダービーの前に発表した前回の番付はルクソールカフェとナチュラルライズの“横綱2頭”でした。やっぱり、もう一頭の横綱、ルクソールカフェの動向次第だと思います。ケンタッキーダービー12着から戦列を離れているけど、すでに美浦トレセンで乗り込んでいるそうですし…。ルクソールカフェがジャパンダートクラシックに出走するなら50%、出ないなら99%かなぁ。
奥村 自分は3冠馬誕生の可能性は少し低く見積もって70%くらいかな。やっぱりマークされたときにどうなるのかが気になる。
渡辺 80%くらいですね。粗削りで自分との闘いかなと思うけど、ダービーのような競馬になっても勝っちゃうんだから…。
舟元 去年はフォーエバーヤング、ミッキーファイト、サンライズジパングで、春2冠に出ていなかった別路線組が1~3着まで独占した。今年も昨年のようにしびれるレースを期待したいね。
深田 2年目を迎えた「3歳ダート3冠」の最終戦、ジャパンダートクラシックは10月8日です。その前に、番付発表といきましょう。
※更新は不定期。

