1番人気ホウオウプレマ(牝、大竹、父キタサンブラック)が鮮やかに差し切った。勝ち時計1分50秒8。道中インの3、4番手を追走。3コーナー手前からレースが動いたときもじっと我慢し、直線では外から末脚を伸ばした。

有馬記念優勝馬ブラストワンピースのめい。母ホウオウピースフルはフローラS2着馬で、古馬になって巴賞を制した。騎乗した池添謙一騎手、そして、厩舎にとっても縁が深い血統だ。

池添騎手は「お母さんはすごくテンションの高い馬だったけれど、そのことを厩舎も考慮しながら調整してくれて、落ち着いてレースを迎えることができました。ゆかりの血統の馬に乗せてもらい、しっかり初戦をクリアしてくれた。これからを楽しみにしたい。いいものを持っていると思います」と声を弾ませた。

馬群のなかでも「我慢して走れた」と振り返った鞍上は、「直線で外に出してからはすごいエンジンだった。今日はいい内容だった」と力を込めた。

大竹師は「自分のところにいた牝馬が繁殖に上がり、その子がこうして強い勝ち方をしてくれた」と目を細め、「いいですね」と感慨を込めた。

次走は馬の状態を見ながら検討する。【奥岡幹浩】