日本から遠征した2頭はマスカレードボール(牡4、手塚久)が7着、ヴェルテンベルク(牡6、宮本)が最下位9着に敗れた。
欧州2400メートル路線の真夏の大一番は厳しかった。昨秋ジャパンCでカランダガンと頭差の激戦を演じ、世界が注目したマスカレードボールの参戦だったが、最後方の位置から勝負どころで置いていかれ、まったく見せ場を作れず。ルメール騎手は「最後の直線でも頑張ってくれましたが、ギアアップすることが残念ながらできなかった。アスコット競馬場は大変なコースですね」と肩を落とし、手塚久師は「まだまだこれからなので、今日の敗戦を糧にしたい」と受け止めた。
天皇賞・春2着から挑んだヴェルテンベルクも最後の直線を向く前に失速し、最後は歩くようにゴール。マーフィー騎手は「手応えが良くなく、その段階から仕掛けたのですが反応しませんでした」と振り返り、宮本師は「甘くはなかったですね。調子が良いなと思っていたのですが…」と唇をかんだ。欧州と日本の違い、大きな壁を感じさせる日本のトップホース2頭の惨敗だった。

