天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月2日=東京)の1週前追い切りが22日、東西トレセンで行われた。一昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ(牝5、宮田)は2走ぶりにコンビを組む戸崎騎手を背に、美浦ウッドで追われた。離れた前2頭を目標にしながらの単走追いで6ハロン82秒1-11秒2(馬なり)。回転の速いキビキビとしたフットワークで軽快に駆け、勢い良くフィニッシュした。

安田記念(4着)以来のコンタクトを取った鞍上は「すごくリラックスして走れていたし反応も良かった。体をしっかり使えていたし低い重心で走れていた。ここ最近では一番調子は良さそう」と心身の充実ぶりを感じ取る。宮田師も「すごくいい動きでしたね。この馬本来の瞬発力を生かせればポテンシャルは引けを取らない」と力を込めた。3歳で牝馬の頂点に立った素質馬。G11つにとどまる器ではないはず。復権を果たし、今度こそ輝きを取り戻す。【井上力心】