どーもです。24日の本紙釣り特集面(関東版)はモデルでツリジョの“つーちゃん”こと利水つばささんによる千葉寒川「小峯丸」さんでのルアーサワラチャレンジになります。ルアーサワラは初挑戦。結果は速報でもアップしていますが、ラスト10分で本命ゲット。本人いわく「余韻に浸ったら泣きそう」とのことでした。定形になりつつありますが、紙面のみ掲載の情報もあるので、ぜひお手にとってご一読いただけるとうれしいです。
今週の日刊スポーツ共栄会の状況ですが、タチウオが各船宿さんで好調です。八景「太田屋」さんで18日、136センチをはじめ
130センチもHIT!
現在、千葉寒川「小峯丸」さん、川崎「つり幸」さん、八景「太田屋」さん、新安浦「長谷川丸」さん、久里浜「大正丸」さんでダービーを開催中です。同ダービーは3匹の合計重量制で、12月31日まで開催。期間中の入れ替えは何度でも可能で、なんと参加費無料! なお、優勝賞品はがまかつのタチウオロッドを予定しています。9月20日時点のトップ10は以下の通り。
1.阿部靖彦 5・4キロ
2.山川光洋 4・85キロ
3.菱沼勝 4・65キロ
4.佐藤英一 4・55キロ
5.南城恭紹 4・5キロ
6.待合剛司 4・3キロ
7.橋本健太朗 4・2キロ
8.中村達史 4・2キロ
9.本橋旬介 4・1キロ
10.松田彩 4・1キロ
※敬称略。同重量の場合は最長優先
ドラゴンゲットの際はぜひ、船宿スタッフにエントリーを表明してくださいね。
小湊「鯛丸」さんは現在マダイ&ヒラマサ狙いで出船中ですが、20日に13・1キロのヒラマサが上がっています。
なお、“大魔神”こと佐々木主浩氏によるヒラマサチャレンジも取材の予定ですので、当日乗り合わせた方はご協力のほどよろしくお願い致します。
久料「魚磯丸」さんでは「マダイの型が出始めたかな…」といった感じ。ショウサイフグ狙いの大洗「きよ丸」さんですが、大洗北沖浅場で数好調です。飛田船長がさばき切れず、悲鳴をあげている様子が目に浮かぶほどの数のようです。船長いわく「型は小ぶりだけど…」とのことですが、数は出ています。野島の防波堤「村本海事」さんでは今年シロギスが好調ですが、アオリイカも好調のようです。
まだまだ残暑が厳しいので、暑さ対策を忘れずに釣りを楽しみましょう。
さて、今週の本題ですが、先週の釣り特集紙面でお届けした勝山「宝生丸」さんでの「落とし込み」取材の際、約3年の釣り歴で最大となる7キロワラサを釣り上げました。
釣り取材ではお客さんを取材する場合と、自らもサオを出す場合があります。今回は後者でしたが、出光仁美さんを差し置いて、船中最大を釣ってしまいました。
「落とし込み」と「泳がせ」は同じような釣り方ですが、前者は釣れたアジ等をそのまま放置してワラサなどを狙います。一方後者は、まずアジ等の餌を釣り上げ、そのアジ等を餌として別の仕掛けに掛けて食わせる釣りです。
今回まずは、水深100メートルでアジ狙い。サオ先がビクビクするので、これは誰でも分かると思います。そのアジをそのまま泳がせるのですが、難しいのはそのアジがまだ付いているのか、外れてしまったのかの見極め。記者も「上げてみるといなかった」なんてこともありました。
記者の場合、まずは手持ちでアジの引きを楽しみ、その後は置きザオ。アジが暴れていれば近くに獲物がいる証拠ですが、サオ先が「クンクン、クンクン」から「スー」と海面に引き込まれました。ワンポイント置いてからサオを手に取り、聞き合わせから電動リールで回収開始。最初の10メートルが全く上がらず、ようやく上がり始めてからも残り50&30メートルで抵抗がありました。小滝船長のタモ入れで無事ゲットしましたが、正直そこまでデカいと思いませんでした。
記者にとっては「獲物を食べるまでが釣り」ですが、さすがに7キロをさばくには、家の台所が狭すぎ。シンクがちょっとした事件現場状態となったのでした。1人では食べ切れないので、半身を女性スタッフ2人にお裾分けしたけど、しばらくワラサ三昧が続いたのでした。
左からカマ焼き、上はタタキ、下はなめろう、刺し身
照り焼き
刺し身を特性タレ&たっぷりの薬味で
ぜいたくに固まりのステーキ。タレは市販の焼き肉のタレを使用
「落とし込み」は釣り歴が浅い記者でも大物が釣れる、実にロマンのある釣りでした。釣られた上に別の魚に食われてしまうアジにしてみれば、たまったもんじゃないですけどね…