フレーバーは24種類。バニラやチョコレートなど定番以外にも、シナモンロールやレモンケーキなどユニークなフレーバも。(ハロ・トップの公式フェースブックから)
フレーバーは24種類。バニラやチョコレートなど定番以外にも、シナモンロールやレモンケーキなどユニークなフレーバも。(ハロ・トップの公式フェースブックから)

 暑い夏にアイスクリームが食べたくなるのは万国共通。アメリカのスーパーで売られている老若男女に愛されるアイスクリームの代表と言えば、ハーゲンダッツ、ベン&ジェリーズ、ブレイヤーズなどですが、売り上げを前年比2500%も伸ばして急成長するヘルシーアイスクリーム「ハロ・トップ(Halo Top)」が、今もっとも“熱い”アイスクリームです。なんと今夏、前出の老舗人気ブランドを押しのけてアメリカのスーパーの売り上げNO1の称号を手にしたのです。

 そもそもヘルシーアイスクリームとは何?という質問から。クリーミーで甘いアイスクリームは、高カロリー、高脂質であることは周知の事実。そんなアイスクリーム業界に真っ向勝負をかけたハロ・トップは、低カロリー、高たんぱく、自然素材を使った低糖を売りにしています。24種類あるフレーバーの中で最もカロリーが低いバニラやミントチョコレートなどは、1パイント(473ml)食べてもわずか240カロリー。もっとも高いシナモンロールやチョコレートチップでも360カロリーで、一般的なアイスクリームの4分の1ほど。パッケージのデザインにも工夫があり、それぞれのフレーバーごとに箱にカロリーが大きく表示されていているので、罪悪感なく食べることができます。そんなところが受けて、ヘルシー志向が高いロサンゼルスやニューヨークなどで爆発的なヒットとなったのです。

カロリーが一目でわかるので、ダイエット中も罪悪感なく食べられます。見た目も味も普通のアイスクリームで、おいしいと評判。(ハロ・トップの公式フェースブックから)
カロリーが一目でわかるので、ダイエット中も罪悪感なく食べられます。見た目も味も普通のアイスクリームで、おいしいと評判。(ハロ・トップの公式フェースブックから)

 ハロ・トップは、低糖症による食事制限があった元弁護士が自宅で自分が食べるための低糖アイスクリームを作り始めたことがきっかけで2012年に企業した会社です。昨年、GQ誌が「ハロ・トップだけを10日間食べ続けたらどうなるか」というダイエット特集を組んだことでその名が一気に知られるところとなりました。10日間で50パイントを食べ続けた記者は、なんと体重が約4.5キロ痩せ、体脂肪は3%ダウンしたというのです。この記事がきっかけで、食べても痩せるアイスクリームとしてその名をとどろかせることになり、ダイエット中でも食べられる夢のようなアイスクリームとして若者に人気が出たのです。さらに、単にカロリーが低いだけでなく、味もおいしいと評判。普通のアイスクリームより甘さ控えめで、軽いテイストなのでシャーベットのような感じもしますが、素材の味をきちんと楽しむことができます。さらに、1パイントに20~24グラムのプロテインも含まれているので、美ボディ作りにも効果的と言われています。

パッケージの可愛さも人気の秘訣。インスタグラムにアップする人続出です。(ハロ・トップの公式フェースブックから)
パッケージの可愛さも人気の秘訣。インスタグラムにアップする人続出です。(ハロ・トップの公式フェースブックから)

 インスタグラムに写真をアップするのが楽しくなりそうなかわいいパッケージ、バースデイケーキやレッドベルベットなど女子ウケするフレーバーがあるのも人気の秘訣。1パイント7ドル前後で買えるので、色々なフレーバーを試してみたくなります。今年はハロ・トップで暑い夏を乗り切ろうという人でいっぱいです。(米ロサンゼルスから。日刊スポーツ・コム「ラララ西海岸」、写真は全てハロ・トップのフェースブックから)