北海道遊釣倶楽部の第3回大会が7日、えりも町の冬島漁港~襟裳岬漁港で22人が参加して行われた。アブラコやカジカなどで釣果を競った。

 天候は曇り、波が穏やかな条件で優勝したのは東洋半七に入釣した福原則和さん。明るくなった午前5時30分ごろ、イカゴロをエサにしたネット仕掛けに大きな当たりがあり、身長賞となる51・1センチのカジカを釣り上げた。ほかに、カツオをエサに45センチのアブラコを仕留め、1775点の高得点を獲得した。

 2位の大杉和洋さんは釣り座を転々としながら、大会終了15分前に身長賞にわずか1ミリと迫るカジカを上げた。3位は太田良弘さんで良型のクロガシラも4匹上げ、内容の濃い釣りとなった。【リポーター・藤本康隆=43】