なんだ、目の前だったのか! 湯けむりの立つ神奈川・箱根町の芦ノ湖でワカサギが動き始めてきた。氷上で回遊を待つ「真冬の釣り」の代表格みたいだけど、芦ノ湖の夏ワカサギは“カラバリ釣り”が主流なのだ。小さいハリに虫エサをさせなかったり、寒さにブルブル耐えたり、ましてや厚い氷に穴をあけなくてもいい。晩夏にぜひ、芦ノ湖のワカサギ、行ってみようか!

 この釣り面の外堀を埋める「釣り速報」はお宝がぎっしり詰まっているんです。東北から関東・静岡地区の釣りで何が起こっているのか、このページの情報を毎日全部読んだら、ちょっとした釣り博士になれますよ。

 そして、芦ノ湖で“事件”が発生しました。

 ワカサギが釣れてる。

 「釣り速報」担当者に芦ノ湖「うえ乃」から「まだ、個体は小さいけど群れが動いている。狙えるよ、カラバリでさ」。素晴らしい。とうとうカラバリ釣りが始動した。

 これは立派な事件じゃないか。