福井・小浜沖のオールナイト便でヤリイカが爆釣！　同・西津港の「直幸丸」（日刊銀鱗倶楽部加盟店）で7～8日、同沖に出た、田中一仁さん（岐阜）らが20～30センチを22～128匹釣り上げた。翌日も奈良生駒郡の近藤善敏さんらが20～32センチを55～70匹釣っている。田中さんによると「夜明け前に減灯してからがすごかった。中層にイカが浮きだし、9、10連が5回もありました」と声を弾ませる。当日はヤリイカが嫌うほぼ満月だったが、曇天の雨模様でイカの乗りがすこぶる良かったようだ。

仕掛けは10本針の胴突きで、真ん中にプラヅノを2本、他は浮きスッテとハイブリッドスッテを交互にセットしたもの。オモリは60号。数を伸ばすには一番下に最も乗りが良い浮きスッテか、鶏のササミやアジを巻き付けたテーラースッテを付け、最初にそれを抱かせることが大事。あとはゆっくり引き上げれば、他のスッテが揺れ、追い食いしてくる。

同沖では漁師が良型のケンサキイカも獲っており、4月半ばになるとムギイカ、ケンサキ、ヤリイカが交じるぜいたくな釣りが楽しめるかもしれない。

問い合わせは「直幸丸」【電話】090・3294・4574。若狭大島には「川口渡船」（日刊銀鱗倶楽部加盟店）【電話】090・8969・7909、「FCビッグワン」（同）【電話】090・3767・1130がある。