演歌歌手の和田青児(51)出光仁美(36)が14日、千葉・相浜「松丸」(西藤裕船長=61)で、シマアジ&マダイのリレー釣りに挑戦。出光が38センチのシマアジを釣り上げた。

シマアジはその強い引きで釣り人を魅了するが、口が弱く、掛けても「釣り上げられるのは半分以下」(西藤船長)だという。乗船前、そんなシマアジを「マアジかと思ってました」と天然ぶりを発揮してた出光だが、いざ釣り上げると「やった、やった、やった~!」と狂喜乱舞。釣り上げたシマアジのかたわらに思わず倒れ込むと、ほおずりをする勢いだった。

和田は演歌界随一の釣り好き。今回、出光の要望でコラボが実現した。後輩が本命を釣り上げると、素直に喜んでいた。そんな和田も大型シマアジをかけたが、惜しくもバラした。西藤船長がタモを用意して横に立つほどのサイズだった。「銀色に輝く魚影が見えていただけにね…」と悔しさをうかがわせた。出光が釣り上げたのはその直後。「ボクのコマセが効いたのかな」と笑った。

この日、松丸で上がったシマアジは計6匹。出光の35センチが最大だった。西藤船長によれば、シマアジ釣りのポイントは「とにかく根気よく誘うこと。コマセビシが着底したら根掛かりしないように底を切って、下から10メートルの幅で誘い続けることが大事」という。5月中旬からマダイが好調だったが、「ノッコミが終わったのかおなかがぺちゃんこのやつばかりになってきた」。この日も3・5キロのマダイが上がっているが、おなかがぺちゃんこで産卵後だという。「マダイの反応も落ち着いたので、これからシマアジ狙いで行きます」と胸を張った。

この模様は27日の本紙および「ニッカン釣りちゃん」で動画をアップする。