日本海積丹方面で夜のブリ、マイカ釣りを楽しんだ。7日、積丹町神威岬先端の沖に出掛けた。1人当たり75~80センチのブリ2~10匹、胴長20~25センチのマイカ40~80匹を釣った。

午後6時、漁福丸(沢船長、【電話】090・8897・0160)に6人乗船で、余別漁港から20分先の水深40メートル地点に向かった。潮の流れが速く、多少流れが弱い水無沖でブリが回ってくるのを待つことに。その間、ジグでブリを狙う人とイカを狙う人に分かれた。

30分ほどはどちらにもアタリがなかったが、まずマイカが釣れ始めた。暗くなり集まってきたようだが、突然釣れなくなり、代わってジグで狙う人や、イカを餌にしていた人にブリが掛かった。強烈な引きに竿が折れそうになるほど。ブリが通り過ぎるとマイカが釣れる、その逆という流れの繰り返しだった。

サル湾でブリが釣れているとの情報を受け、午前10時頃に移動。マイカはポツポツ釣れる程度だったが、ブリは小さな群れが回遊してくると2、3人同時に釣れることもあった。バレることも多く、竿先が完全に海面に刺さるくらい待ってから巻き上げるほうが良かった。また、ジグより餌のほうが食いが良かった。

ブリは最大6キロで、ほかは4~5キロと3~4キロが半数ずつ。3キロ級のイナダも交じった。67センチのヒラメも上がった。沢船長は「日により多少ムラはあるが良型も見え期待できます」と、今後もダブル狙いを楽しめそうだ。【リポーター・竹鼻雅己=67】