秋ヒラメを狙って、18日に日本海の神恵内村窓岩沖に出掛けた。58センチを筆頭に、1人当たり40~58センチが15~26匹。乗船3人全員が複数を釣る「数釣り」を楽しむことができた。

晴れ、風は弱く、波は1メートル。高栄丸(高田船長、【電話】0135・77・6200)に乗船し、午前5時30分に川白漁港を出た。向かった先は窓岩沖、水深25~30メートル。オオナゴを餌に仕掛けを下ろし竿(さお)を振ると数分でアタリがあり、45センチのヒラメが釣れた。そう大きくはないが、同サイズのヒラメが次々と釣れ一時は入れ食いに近い状態が続いた。

潮の流れが変わってアタリが少なくなり、ポイントを変え根の付近でマゾイを狙った。中型と大型がダブルで釣れることもあり、こちらも強烈な引きだった。

風と潮の流れが変わったのを機に再びヒラメ狙いに。仕掛けを下ろして2、3回竿を振っただけでアタリがあり、1人2、3度はダブルでも釣れた。全体的にいつもより小さめだったが、最大58センチをはじめ50センチ前後も多く全員が数釣りを満喫した。餌のオオナゴが手に入りづらく、Sサイズでも釣れるが食いは少ない印象。ワームやジグでも少なめだが釣れていた。

午前11時の沖上がりまでに、1人当たり40~58センチのヒラメ15~26匹、38~45センチのマゾイ3~6匹。高田船長は「秋ヒラメは好調で今後も続き大型も期待できるでしょう」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=67】