寒ヒラメを狙い日本海側石狩沖に10日、出掛けた。波1・5メートル、強風と速い潮という条件だったが、肉厚の良型が交じり楽しめた。

午前5時30分、石狩湾新港から第8明星丸(磯部辰己船長、【電話】090・6878・6212)に乗船し、1時間ほどの沖に向かった。ヒラメ用仕掛けにバケ600グラム。オオナゴを餌に水深50~60メートルを狙った。

広範囲を攻め、開始数十分で60センチオーバーが上がり、その後は中型が徐々に釣れ始めた。何度もポイント移動を繰り返しながら45~50センチ級が掛かり、さらに大型も交じった。底付近ではアタリがなく、2~5メートル上で食っていたようだ。

午前11時まで1人当たりの釣果は、40~62センチのヒラメ4~8匹。この条件でも竿を振り続けた結果だ。磯部船長は「シケも多いが寒ヒラメ狙いは今後も続きます」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=68】