「2021大タチウオ東京湾ダービー」が昨年8月1日~12月31日の4カ月ロングランで開催され、指吸孝一さん(65)が優勝した。同ダービーは3匹の総重量制、期間中の入れ替え可で同重量の場合は最大魚の長さ優先。釣り方はルアー、餌、テンヤのいずれも可で開催された。

指吸さんは9月、最大2・12キロ(136センチ)を含む5・07キロでエントリー。いきなりトップに立った。「長谷川丸さんに乗るたびに、速報の結果をチェックしていました。ホームページもチェックして、大きいのが出ると冷や冷やしていました。だから、優勝できてうれしいです」と喜んだ。

タチウオは餌主体だったが、昨年からテンヤにもチャレンジしている。「テンヤは引っ掛け釣りなので『簡単でしょう』と思っていたけど、やってみると奥が深かった。船長さんがいろいろ教えてくれて、その通りにしたら釣れたので、優勝は船長のおかげです」と謙虚に振り返った。