マガレイを狙いに18日、日本海側後志管内の積丹半島沖に出掛けた。時折、強風が吹き苦戦したが、お目当てのマガレイはもちろん、クロガシラ、ソウハチなども釣れ上々の釣果だった。

午前6時、古平漁港から宝勝丸（本間弘幸船長、【電話】090・6263・3019）に12人が乗船し、30分ほどの美国沖へ向かった。曇り時々雪、風は時々強く、波1メートル。片テンビン仕掛けにオモリ60グラム。イソメを餌に水深35～45メートルを狙った。

前半はウネリと強風で底取りに苦労したが、収まり始めると徐々に釣りやすくなった。浅い所で35メートル、深い所では45メートルラインで、何度も流し探った。水深やポイントの起伏などによって、マガレイが多い所、クロガシラが多い所があり、中型～大型が釣れた。

この日の最大は55センチのイシモチカレイ。さらに45センチ前後のクロガシラも掛かり、引きは強く慎重にタモ入れで上げる場面もあった。マガレイやクロガシラはダブルで釣れることもあり、竿先が何度も引き込まれ慎重に巻き上げていた。

釣果は1人当たり、25～40センチのマガレイ、30～45センチのクロガシラにアサバカレイ、ソウハチなどが加わり、カレイ類合計で50～60匹、30～35センチのホッケ3～8匹だった。「カレイ狙いは今後も続き楽しめます」と本間船長。カレイはゴールデンウイーク前後から本格化するため、この時期から狙える場所は少ない。この海域ならではの大型も釣れ、全員が楽しんでいた。【リポーター・竹鼻雅己＝68】