日本人は2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなると言います。がんになりにくくする食べ物は?
<にんにく・キャベツ・ショウガはがん予防の優等生>
アメリカの国立がん研究所が1999年に「がんの予防に重要な野菜リスト」(デザイナーズフーズ)を発表しています。
最も予防効果が高いのは、にんにく、次いでキャベツ、ショウガ、大豆、ニンジン、セロリ、明日葉などセロリ科の野菜です。
セロリに含まれるピラジンという成分は血液をサラサラにして血栓をつくりにくくする作用があります。抗酸化力も高いので、動脈硬化の予防にも効果的。体脂肪の蓄積を防ぐビタミン類も豊富です。炒めるとフェノールカルボン酸という成分が出て活性酸素の発生を防いでくれるので、高血圧予防にもなります。
また、寒天・きのこ・野菜など繊維の多い食べ物は大腸がんの予防になります。
<すし屋さんではこんな食べ方を>
ショウガも、ぼくは大好き。すし屋さんに行くと一貫つまむごとにガリを食べます。3回くらいはおかわりします。
ちなみに、サバやアジなどの青い魚を注文した後は、アスタキサンチンを含む赤い魚介、たとえばタイ、えび、イクラなどを頼みます。アスタキサンチンは血液脳関門という脳の関所を通過して脳の中で抗酸化力を発揮してくれます。抗酸化力が強く、認知症予防になります。