単純いびきの日帰りレーザー治療は保険適用されていますが、保険適用されるためには医療機関が指定を受け、認可された装置を使用し、認められた手技で行う必要があります。

一部の美容外科で行われている自由診療によるレーザー治療とは内容が異なっています。

保険適用の日帰りレーザー手術では、気道を狭くしている組織をレーザーメスで切除し気道を広げます。気道のふさがり具合は個人差があるため、切除部位を個々にデザインする必要があります。熟練した耳鼻科専門医による手術が望ましく、私自身も2万例以上の症例数を経験していますが、日々研さんしているつもりです。

レーザーメスの登場により、切開時の出血はほぼ無くなり、術後の腫れも最小限になってきていますが、術後の痛みに関して個人差はあるものの全く無いという方はほぼおらず、術後のお薬や食事内容に関する制限があります。手術した日の夜に堅いおせんべいを食べて破片が刺さって出血したという例を経験したことがあるからです。ちなみに痛みに対する強さは圧倒的に女性が男性を上回っています。出産時の痛みを男性が経験すると3割程度の方がショック死するという話がありますが本当かも知れません。

次回は本人の健康はもちろん、社会問題にもなっている無呼吸症候群に関して説明します。