昨秋県大会準優勝の松戸国際が5回戦で敗れた。

 最速142キロのエース右腕、植谷翔磨投手(3年)が今大会初先発したが、3回までに4失点。4回以降は3安打に抑え、105球で9回まで投げ切ったが、序盤の失点が響いた。

 打線は4点を追う4回、1死満塁で7番石川裕勝内野手(3年)のスクイズで1点を返した。1-4で迎えた9回、2死二、三塁から1番今吉翼内野手(3年)が左前2点適時打も、1点が遠かった。

 就任9年目の石井忠道監督(60)は今年で定年。ソフトバンク岩崎らを指導した市船橋から赴任した07年当時、部員9人からのスタートだった。「私立を倒し甲子園」を原動力にチームをつくり、関東大会2度出場、昨秋県大会準優勝にまで引き上げた。石井監督は「私の地元松戸で一番弱いチームを、ここまで連れてくることができた。選手は本当によくやってくれた。9回にドラマが起きると言ってきたが、うまくはいかない。幸せな野球人生でした」と悔しそうな表情で振り返った。