21世紀枠で初出場となった長田(兵庫)が1歩及ばなかった。

 先発した園田涼輔投手(3年)が8回3安打3失点(自責点0)と踏ん張り、1点リードされた9回には1死一、三塁の同点機をつくった。2死後に打席に入った8番富田は右翼へ大飛球。同点かと思われたが、好捕で試合が終わった。

 永井伸哉監督(44)は「抜けてくれるかなと思ったけれど(相手が)一枚上だった」と振り返り「勉強も野球も高い目標を持って努力し続けられれば、こういう場所に出られるということを教えられた」と甲子園の舞台に感謝した。

 三塁側アルプスは紺色に染まり、空席なし。地元の声援も長田ナインを後押しした。失策が全3失点につながった形だが、園田は「エラーの後に打たれてしまうのが自分の甘いところ」と味方を責めることはなかった。黒土を持って帰ることはせず「負けることは考えていなかった。是非、夏も帰ってきたい」とさらなる成長を誓った。