金足農、天空&天城でラピュタのごとく夢の聖域へ

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 金足農(秋田)菅原天空(たく)内野手(3年)は、父天城(たかき)コーチの思いも背負って聖地に立つ。父は同校OBで、秋田大会決勝では2年連続1点差で甲子園出場を逃した。「父と出場できることはうれしいが、それは通過点。良いプレーやスイングで84年の4強を超え、日本一になって一緒に喜んで恩返ししたい」。6日は兵庫・伊丹市内で約2時間の練習を行い、鹿児島実との明日8日初戦に備えた。

 羽城中3時に父が同校外部コーチに就任した。菅原天も「小さいころから金農の野球を見てきて、走攻守にスキのない野球に憧れていた」と入部。家でも「パパ」から「タカキさん」と呼ぶようになった。自宅ではプロ野球や大リーグを一緒にテレビ観戦し、時には打撃の疑問点を相談する。

 「1番二塁」のリードオフマン。「自分の出塁率が結果の命運を握る。初戦の初打席が重要。何でもいいから無死一塁の形をつくりたい」。父も「相手の球筋など特徴をつかむのも得意なので、味方に早めに伝えてほしい」と期待した。

 エース吉田輝星投手(3年)に勝るイケメンでもあり、3年生マネジャーの金子桃華さんと高橋桃佳さんも「女子人気は天空が一番」とお墨付きだ。名前は宮崎駿アニメ「天空の城ラピュタ」から、「大きく伸びやかに羽ばたいてほしい」(天城さん)と命名。甲子園でも父の前で躍動する。【鎌田直秀】

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