第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園)の選考委員会が29日に開かれ、出場32校が発表される。“運命の日”を前に、東海地区21世紀枠候補の三島南の選手たちは28日、同校で練習を行った。この日は雨のため、グラウンドは使えなかったが、校舎内で素振りなどを行い、約2時間汗を流した。
チームは、昨秋の県大会で4位。東海大会出場は逃したが、公立校で唯一ベスト4に入る快進撃を見せた。14年冬から始めた未就学児との野球を通じた交流会などの地域貢献活動なども評価され、創部100年で初めて21世紀枠の候補校に選出された。
春夏通じて初の甲子園に出場する可能性もあり、選手たちの気分も高揚している。伊藤侍玄(じげん)主将(2年)は「ワクワクするよりも緊張の方がすごい。正直、練習に集中できなかった」と苦笑い。チームの主砲でエース候補でもある前田銀治投手(2年)は「ドキドキですが、待ち遠しいです」と笑顔を見せた。
「もし選ばれたら、気持ちが昂ぶって体力を使うと思うので、今夜は早く寝ます」と伊藤主将。歓喜の瞬間を万全の状態で迎えるため、練習後は足早に校舎をあとにした。【河合萌彦】

