立教新座の快進撃が止まらない。大宮東との打撃戦を11-7で制し、41年ぶりの夏の甲子園出場へあと2勝と迫った。
2点を追う4回、2死一塁から4番・仙波晴弥捕手(3年)の適時二塁打で1点差に迫ると、続く5番・梶川清貴内野手(3年)の中前適時打で同点。さらに2死一、二塁で7番・井上一龍指名打者(2年)が中前へ勝ち越し適時打を放ち、一気に試合をひっくり返した。
5回に再び逆転を許したが、その裏にも打線が意地を見せた。
2死二、三塁で仙波が外角低めの直球を右前へ運ぶ2点適時二塁打を放ち、再び同点。さらに2死一、三塁から6番・小沢知弥外野手(3年)が右前へ勝ち越し適時打を放ち、これが決勝点となった。
仙波は「自分が決めないとチームの勢いがつかないと思ったので、絶対に決めてやるという強い気持ちで打席に入りました」と振り返り「取られたら取り返す気持ちで、どんな状況でも諦めずに戦っていきたい」と力を込めた。
6回からは3番手でエースの筒井駿投手(3年)が登板。1点リードの緊迫した場面だったが「自分の状態にはかなり自信があったので、1点差でも同点でも絶対に抑えるという気持ちでマウンドに上がりました」と冷静に振り返った。力強い直球を軸に4回3安打5奪三振1失点。「良かったのはストレート。インコースにも投げ切れましたし、いい打者に対して強い球を投げ切れた」と手応えを口にした。
黒須清人監督はベンチから静かに戦況を見守り「ここまで勝ち上がれたことで、春の大会も本当に実力があったのだと皆さんに思っていただけるのではないかと思います。7試合の中でも大きな山場だと思っていたので、勝てて良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
41年ぶりの甲子園へあと2勝。次戦は5試合連続コールド勝ちと勢いに乗る春王者・浦和学院と激突する。

