U18アジア選手権で準優勝した高校日本代表が14日、台湾から帰国し羽田空港内で解団式を行った。韓国に敗れた決勝戦から一夜明け、横浜の最速157キロ右腕、織田翔希投手(3年)は「悔しい気持ちはあります。優勝するために合宿からみんなでやってきましたし。でも、それ以上にこのチームで貴重な経験ができたことは、すごくうれしかったです」と、すっきりした表情を浮かべた。
国内か、それともメジャーか進路が注目される。プロ志望届も10月8日が締め切りと迫られるが、提出予定についても「まだないです」と返答。初めての国際経験を通し「これからの野球人生において、素晴らしい財産になったと思う。それが生かせるかどうかは自分次第。もっとパワーアップして頑張っていきたいと思います」と、さらなる高みを目指す強い意志を感じさせた。
この日、横浜市内では渡辺元智元監督の「お別れの会」が行われていた。主将を務めた小野舜友内野手(3年=横浜)は「入学前、横浜のグラウンドに足を運ばせてもらった時、一番最初に会ったのは渡辺監督さんでした。何かの縁を感じて入学して、いつも気にかけてもらい、面倒を見てもらった。まだまだ自分が成長する姿を見てほしかったです。そこは天国から見ていただけると信じて、恩返しできるようにしたい」と、思いを込めた。続けて織田も「言葉では表せないぐらいお世話になった。これから先まだ野球人生が続く。感謝の気持ちを、成長した姿で見ていただけるように頑張りたいと思います」と、声をそろえた。活躍する姿を天国の渡辺元監督に届けるその日まで。新たなステージでの活躍を誓った。

