ロイヤルズのアルシデス・エスコバル遊撃手(28)が1回裏、先頭打者ランニング本塁打を放った。メ軍先発ハービーの初球、153キロの速球を左中間へ運ぶと、打球は中堅セスペデスに当たり、左翼フェンス際を転々。その間、快足を生かして一気に本塁を駆け抜けた。

 ワールドシリーズ(WS)でのランニング本塁打は1929年以来86年ぶり12本目、先頭打者本塁打は20本目。さらに両方を満たす「先頭打者ランニング」は、1903年、第1回WSの第2戦、パスティ・ドハティ(レッドソックス)以来、112年ぶりの快挙となった。「打った瞬間は、二塁打か三塁打になるとは思ったが、左翼を転がっているのを見てチャンスはあると思った。ホームまでがすごく長かったよ」。リーグ優勝決定シリーズMVPの先頭打者は、WSでも貴重な先陣役を務めそうだ。