レッドソックスのポーセロが僅差で栄誉を手にした。1位票はバーランダー(タイガース)を下回ったが、総合点で接戦を制し「信じられない」と目に涙を浮かべて家族と抱き合った。

 タイガースから移籍した昨季は重圧から自分を見失ったという。基本に立ち返って臨んだ今季は22勝、防御率3・15だけでなく、223投球回や被打率2割3分など数々の自己ベストをマークし、チームの東地区優勝に貢献。「頭の中を整理して集中することができた。シーズンを通して安定した投球ができた」と胸を張った。