ヤンキース田中将大投手(28)がレッドソックス戦で再び打ち込まれ、辛辣(しんらつ)なニューヨークのメディアからジラルディ監督に今後の対策への質問が矢継ぎ早に飛んだ。

 故障の可能性を問う声に同監督は「球速が落ちたということもない。非常にいいスライダー、スプリットもあった。故障を示す点はなにもない」と否定。このまま再び中4日で登板させるのか、それとも別の選択肢も考えているのかとの問いには「そうしたことについて話し合う機会はまだないので。しかし彼はこの3年間、我々のエースだった。投球の仕方を忘れたわけではない。ただ球が安定しないだけ」と話した。

 田中自身は今後について「登板がどうこうは僕が決めることじゃないし、僕は日々できることをやっていく。それをやっていくだけです」と話した。