アストロズの左腕エース、ダラス・カイケル投手(29)がチームの補強戦略を批判した。

 ウエーバーなしでトレードできる期限の7月31日までにア軍が成立させた主な移籍は、青木宣親外野手と若手有望株をブルージェイズへ放出し、左腕リリアーノを獲得したトレードのみ。

 ドジャースへ移籍したダルビッシュ有投手や、ヤンキース入りしたソニー・グレイ投手らの獲得を狙っているとも報じられていたが、結局実現しなかった。

 カイケルは大リーグ公式サイトの取材に「オレたちは今季が終わった時に、ただ1チーム残っている球団になりたい」とした上で「ウソは言いたくない。(今夏の補強は)残念という言葉ではちょっと足りないくらいだ。多くのチームがロースターを強化し、プレーオフへ向けたプッシュをしていた。ウチがただ指をくわえて見ているだけだったのには本当に落胆した」と明かした。

 アストロズは現在、ア・リーグトップの勝率6割5分1厘を誇る。カイケルによると「今いるメンバーでもプレーオフで勝つ力はある」という。だが同投手にとっては、世界一になるためにダルビッシュを獲得したドジャースのような貪欲さが、アストロズからは感じられなかったようだ。