ポスティングシステムによる米大リーグ移籍を目指しているプロ野球日本ハムの大谷翔平選手(23)が少なくともマリナーズ、ジャイアンツ、パドレス、エンゼルス、レンジャーズ、カブス、ドジャースの7球団を候補に4日(日本時間5日)にも入団交渉を始めると3日、米メディアなどが報じた。

 3日は一部で最有力候補とされた田中将大投手が所属するヤンキースなどに対し、契約の意思がないと伝えた。大リーグ公式サイトによると、他にツインズ、ブルージェイズ、アスレチックス、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、メッツ、ブルワーズ、パイレーツ、レイズ、ブレーブス、カージナルス、ナショナルズ、ホワイトソックスの計14球団を交渉相手から除外した。

 大谷選手サイドはかねて投打の「二刀流」の受け入れ態勢などをアピールする書類提出を求めていた。対象を絞り込んだことで22日(同23日)の交渉期限を待たず、移籍先が決まる可能性が出てきた。

 大谷選手は西海岸で中小規模の都市に本拠地を置く球団を希望しているとの報道もあった。