ヤンキース田中将大投手(29)が、1週間に2度も飛行機トラブルに見舞われた。

 24日付のニューヨーク・ニューズデー電子版によると、ヤンキースは23日にテキサスでレンジャーズとの3連戦最終戦のナイターを終え、夜のうちにダラスの空港からニューヨークへ戻る予定だった。だが、チャーター機が離陸直後に機械トラブルのためダラスに引き返し、修理をして再びニューヨークへの帰路につく予定だったが、修理のための部品が届くまで機内で長時間待機をしなければならなかったという。試合が終わったのは現地午後9時30分頃だったが、ダラスの空港を再び離陸できたのは翌日未明の午前4時30分(日本時間24日午後6時30分)頃だった模様だ。

 田中らヤンキース一行は16日にも、ワシントンDCからカンザスシティーに向かう飛行機が悪天候と機体トラブルのため12時間遅延し、空港で一夜を過ごしている。そのときの体験を田中は後に「地獄でした」と振り返っていたが、またしても不運に見舞われた。

 幸いにもヤンキースは24日(日本時間25日)は試合がなく、25日(同26日)から大谷が所属するエンゼルスを本拠地に迎え3連戦が行われる。しかし25日からは10連戦となっており、貴重な休養日が奪われることとなった。