エンゼルス大谷翔平投手(24)が、待望の復帰後初安打を放った。タイガース戦に3日連続となる「3番DH」で先発出場。1回無死一、二塁で迎えた第1打席で、先制の右前適時打を放った。2打席目にも三塁への内野安打。昨年9月28日以来、223日ぶりのマルチ安打をマークした。
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大谷の2安打は、地に足がついたような力強い打球だった。1本目、スライダーにやや体が浮いたが、しっかり踏み込み直してジャストミートした。2本目は内角の厳しい球に力負けせず、逆方向へ打ち返した。
ここ最近、フリー打撃1セット目の数球、肩にバットをチョンと置いてスイングを始めることがある。「ずっとやっているので。自分の中の感覚を養う練習方法」と話したが、より下半身を沈ませるように意識しているように映る。
去年と比べ、どう変わったのか? 仲良しの1人で、大谷のすぐ後ろの4番を打つシモンズは「違いは…分からないなぁ」とした上で、仮説を立てた。
「体勢が低いのかどうか、僕は気付いてないけど…考えられるのは(体勢を低くすると)ボールに対して目が近づく。インパクトまでに、よく見ることができる」
確かに久々の2安打は、しっかりボールを目に焼き付け、ここまでズレにズレていたヘルメットを動かさず、体の近くで確実にさばいた。
繊細な打撃フォームの違いは分からずとも、練習を凝視したシモンズには「去年と同じか、それ以上に強く打てている」と映った。右肘手術の影響を感じさせない力強さが2年目の大谷にはある。【MLB担当=斎藤庸裕】



