エンゼルス大谷翔平投手(24)が今季初の1試合2発で打撃好調をキープした。4回無死の第2打席、先発右腕バジットの低めカーブにタイミングを外されながらも、右中間への11号ソロ。バットにボールを乗せ、最後は右手1本で運んだ。

「うまく拾えたかなと思います。カーブは(1球前に)ファウルにしたのも頭になかったので、反応というか、しっかり引きつけて打てたかなと思います」と振り返った。

また8回無死の第4打席では5番手ブルックスのツーシームを完璧に捉え、この日2本目の12号ソロを放った。1試合2発は今季初、エンゼルスタジアムでも初めてとなった。1試合2本塁打に「個人的には大きいことかなと思います」と手応えを口にしつつ、「結果、大差で負けてますし、連敗もしているので、そこは切り替えていけたら」と気を引き締めた。

チームは大敗したが、大谷は4打数2安打2本塁打、2打点と活躍。6月の打撃成績を打率3割4分、9本塁打、22打点とした。「試合勘だったり、打席の感覚とか、徐々に良くなっている。もっともっとあげていけたらと思います」と頼もしく話した。