MLB公式サイトが、1900以降で、サイ・ヤング賞を受賞したことのないトップレベルのピッチャーたちを選出。「まだ可能性のある投手」のカテゴリーでカブスのダルビッシュ有投手(33)が選ばれた。

ダルビッシュが一番受賞に近づいたのはア・リーグ投票で2位に入った2013年。同サイトは「ここ2シーズンは防御率4・16と、パッと見では有力候補には思えないが、2019年のオールスターブレイク後は81回2/3で防御率2・76、118奪三振、7四球を記録しており、本当に持ち直した」と評価。

「9イニングあたりの平均奪三振数は11・1で、1000イニング以上を投げた投手のなかでMLB史上トップにランクインしたダルビッシュは、まだサイ・ヤング賞を手にする可能性があるかもしれない」と続けた。

また、同カテゴリーにはレッドソックスのクリス・セール、ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグとパトリック・コービン、ヤンキースのゲリット・コールも選ばれている。