ロッテのフランク・ハーマン投手(36)が、新型コロナウイルスによるNPBへの影響やMLBとの違いなどを7日付の米データサイト「ファングラフス」のインタビュー記事で明かした。

NPBは今月19日からの開幕が決まっている一方、MLBでは選手会との折り合いがつかず、当初目指していた7月上旬の開幕は絶望的。試合数も50試合未満になる可能性が報じられている中、ハーマンは「MLBは公式戦を少なくし(利益が大きい)プレーオフを拡大しようとしているが、日本では逆。こちらでは高額な放映権収入がなく、収益はチケット収入やグッズ売り上げなどに頼っている」と説明。年俸に関しても、MLBとは違い「有事の際の取り決めが定められていないため、選手たちは2月から満額支払われている」と明かし、来季以降は何らかの取り決めが盛り込まれるだろうとした。