マリナーズの若手有望株フリオ・ロドリゲス外野手(20)が、子供の頃から憧れている球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(47)に打撃投手を務めてもらっていると、25日付の地元紙シアトル・タイムズ電子版がえた。

ドミニカ共和国出身のロドリゲスは17年にマリナーズと契約し、同サイトの球団内プロスペクトランキング2位。イチロー氏について「いつも(ビデオゲーム)で使っていたよ。7、8歳の頃、イチローがいるチームを毎回選んでいたんだ」と、憧れの選手だったことを明かす。同氏のバッティングフォームをまねしながら「自動的にヒットが出ているみたいだった。初めて会った時は『本物のイチローだ。ゲームをしている時に友達と話していた選手と、今一緒に練習している』ってなったね」と話した。

また、MLB公式サイトもロドリゲスの様子を紹介。全体練習初日からイチロー氏が投げるグループで練習しており「こんなにフレンドリーだと思っていなかった。(レジェンドは総じて)周囲との壁を作っていると思っていたが、一緒にふざけあったり、しゃべったりしてくれる。最高だよ」と、親しみやすい人柄に驚いたようだ。