エンゼルス大谷翔平投手が今季2度目となるリアル二刀流、「2番投手」で出場。1回に3ランを被弾するなど4失点も自ら2点二塁打を放つなど打線が逆転。2回以降は無失点に抑え、18年5月20日以来、1072日ぶりの白星を挙げた。3安打4失点、3四死球9奪三振で投球数は75。大谷は前日までに7本塁打。本塁打でリーグ首位につける選手が先発登板するのは、1921年6月13日のベーブ・ルース(ヤンキース)以来、100年ぶりとなった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エ | 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 9 |
レ | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
大谷打席
第1打席 1回1死走者なし。相手先発は右腕ライルズ。カウント3-1から四球で出塁。続くトラウトの安打で二進。2死後ウォルシュの右前適時打で二塁から先制のホームを踏んだ
第2打席 2回2死一、二塁。2球目153キロ内角高め直球をたたき右翼線へ痛烈な2点適時二塁打。1点差に迫ると続くトラウトの左前適時打で同点のホームイン
第3打席 3回1死一、二塁。相手投手は右腕ライルズ。カウント2-2から低めのカーブに手を出し空振り三振。この回アップトン、プホルスの本塁打などで勝ち越し
第4打席 6回先頭打者。相手は左腕梁ゲン種。初球を三塁方向へバント安打。その後ウォルシュの適時二塁打で8点目の生還
大谷1回
1カルフーン カウント1-1から155キロ直球で三塁へボテボテのゴロ。しかしシフトで無人。内野安打で無死一塁
2カイナーファレファ 2球目スプリットで中飛
3ガロ カウント3-1から直球外れ四球。1死一、二塁
4ロウ カウント1-0から145キロスライダー打たれ右中間へ3ラン被弾。本塁打を打たれたのは今季初めて
5ガルシア ストレートの四球
6ソラック 1-1から内角球が抜け死球
7ドール 初球が暴投になり1死二、三塁。カウント3-1から156キロを右犠飛、4失点目
8ホルト スプリットで見逃し三振
投球数は29
大谷2回
9トレビノ 初球153キロで左飛
1カルフーン 2球目155キロで遊ゴロ
2カイナーファレファ スプリットで空振り三振(2個目)
投球数は36
大谷3回
3ガロ カウント1-2から148キロのスプリットで空振り三振(3個目)
4ロウ 初球156キロ打って遊ゴロ
5ガルシア カウント1-2から145キロのスプリットで空振り三振(4個目)
投球数は45
大谷4回
6ソラック カウント2-2からスライダーで見逃し三振(5個目)
7ドール カウント0-2からスプリットで3球三振(6個目)
8ホルト フルカウントからスライダーで見逃し三振(7個目)
投球数は59
大谷5回
9トレビノ スプリットで三振(5者連続で8個目)
1カルフーン 155キロ直球で一ゴロ
2カイナーファレファ 153キロ打たれ中前安打
3ガロ スプリットで三振(9個目)
投球数は75。この回で降板