エンゼルス大谷翔平投手(26)が、投手専念で今季4度目の先発マウンドに上がる。

試合前、マドン監督は「今日、打たないというのは私の選択。ベンチの状況を考えて。彼は今日も打つことは可能だった」と明かした。アップトンら主力の負傷でベンチの交代要員が不足しているため、DHを解除して大谷を投打で起用するリアル二刀流のプランを見送った。

大谷のここまで3試合の投手成績は1勝0敗、防御率3・29、13回2/3で23奪三振。チームは3連敗中で、大谷に連敗ストップの期待がかかる。

また、レイズは筒香嘉智内野手(29)が、「7番一塁」でスターティングメンバーに入った。大谷とメジャーで初対決となる。

大谷がメジャーで日本人打者と対決するのは、4年目で初めて。筒香との対戦は日本ハム時代に1度あり、15年6月14日(札幌ドーム)のDeNA戦で、「4番DH」で出場した筒香は三振、遊飛、中安で3打数1安打の結果だった。この試合で大谷は8回途中1失点でリーグ単独トップの8勝目を挙げた。