ブルージェイズのマーカス・セミエン内野手(31)がヤンキース戦の1回に先制の44号2ラン本塁打を放ち、二塁手のメジャー最多本塁打記録を更新し、エンゼルス大谷に1本差と迫った。

1回無死二塁で、エース右腕コールの97マイル(約156キロ)速球を左中間フェンスの向こうへたたき込んだ。これで元巨人のデービー・ジョンソンが1973年にブレーブスでマークした43本塁打を抜き、メジャーの二塁手の最多本塁打記録を更新した。

本塁打王争いは、トップがロイヤルズのペレス捕手で47本、2位がブルージェイズのゲレロ内野手で46本、3位が大谷で45本。セミエンがこれに迫り、4人による混戦となってきた。