エンゼルス大谷翔平投手(27)が初回に2戦連発となる豪快な8号決勝2ランを放ち、チームを率いるジョー・マドン監督が称賛の言葉を贈った。

「3番DH」で出場した大谷は、1死一塁の第1打席で右腕フランキー・モンタス投手の4球目、95・9マイル(約154キロ)の高め速球を完璧に捉え、中堅右へ運んだ。角度32度、打球速度108・3マイル(約174キロ)で、打った瞬間に本塁打と分かる当たりだった。

マドン監督は、「モンタスからホームランを打つ人はあまりいない。あれは97マイルくらいの高めだったのに彼(大谷)はそれを完璧に捉えた」と振り返り、「彼がこういう状態になり始めたら、要注意だ」と今後のさらなる活躍に期待しているようだった。

大谷はこの日3打数1安打、2打点、1得点、1四球の成績。前日にメジャー通算100号に到達したが、今回の1発で日米通算150本塁打に王手をかけた。(AP)

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