今月11日から18日にかけて実施された地区シリーズのテレビ視聴者数が2017年以来最高を記録した。米マルチプラットフォームメディアのフロントオフィススポーツが伝えている。

地区シリーズの平均視聴者数は、昨季の283万3000人から21%増の347万7000人。今季はワイルドカードシリーズも視聴率が64%増と17年以来最高を記録していた。

今年の地区シリーズでは、レギュラーシーズンにア・リーグ最多本塁打の新記録を打ち立てたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が出場。ダルビッシュ有投手所属のパドレスはレギュラーシーズン111勝のドジャースを破り、アストロズのヨルダン・アルバレス外野手はマリナーズ戦で劇的な逆転サヨナラホームランを放つなど、大きな注目を集めた。

視聴者の年齢層も若い世代が増え、18歳から34歳までが22%、17歳以下が9%増。また、この地区シリーズ中にSNS上で最も名前の挙がった選手はアルバレスだったという。