ドジャース大谷翔平投手(29)が最後の打者となった。カージナルス戦に「2番DH」で出場。1点を追う10回2死満塁、逆転サヨナラの好機で内角寄りの直球を打ち損じ、遊撃へのポップフライに終わった。「フォアボールでもシングル(安打)でも、まずは同点にして、つなぐことが大事でしたけど、自分の中で捉えたつもりでポップフライになってるので、タイミングと(ボールとの)距離の違いかなと」。唇をかむ結果も、冷静に振り返った。
本拠地デビュー戦を迎えた後輩の山本を援護できなかった。「雨の中、難しい登板だったと思いますけど、(中断で)1回下がってからもう1回上がる時も冷静でしたし、素晴らしいピッチングだった」。5回は1死一塁から四球でつなぎ、先制点のきっかけを作ったが、その後は3打席凡退で好機を逸した。「(山本の投球は)終始素晴らしかったですし、もっと早い段階で援護して、最後もできれば勝って終わらせてあげたかった」。期待に応えられず、悔いを残した。
3月20日の開幕戦から5戦連続でノーアーチ。安打は出ているだけに「見え方は悪くない」と前向きだが、本調子ではない。この日は、クラブハウスに到着すると隣の山本のロッカーに貼り付けられていた、てるてる坊主を発見。試合後の囲み対応で発案者を問われ、「分からないです。僕ではないです」と話し、球場から引き揚げた。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)



