「リードオフマン翔平」の活躍で、ドジャースがパドレスとの首位攻防に2連勝した。
1番DHで出場した大谷翔平投手(31)が2打席連続四球を選んで2得点。先制点を生み出すなど3出塁で、相手先発シースにダメージを与え、チームに流れを引き寄せた。
初回の先頭打者に、最も求められるものは出塁だ。大谷は強打者でありながら、1度もバットを振ることなく四球を選んだ。ここから3連続四球となって無死満塁。4番フリーマンの浅い左飛では強引な突入を自重し、続くT・ヘルナンデスの右犠飛で先制のホームを踏んだ。2回1死でも7球粘って四球で出塁。2死後、敵失で5点目の生還を果たした。4回には2試合ぶりの安打となる中前打で、シースをKOした。
ロバーツ監督は、大谷の出塁に名指しで高評価を与えた。「ショウヘイがシースをやっつけたわけではないが、四球を選んだ。彼をほめたい。後に続く打者にバトンを渡しチャンスにつなげた。いい仕事をした」。これで得点は両リーグで唯一3桁の117。シーズン162試合に換算すると154得点ペースで、00年バグウェル(アストロズ)の152得点以来、21世紀初の150得点が期待される。
大谷の渋い働きで勢いに乗ったチームは、直接対決に連勝し、1ゲーム差で再びナ・リーグ西地区の単独首位に立った。今季パ軍戦の勝ち越しも決め、最終的に同率で並んだ場合は上位となる。



