ドジャース大谷翔平投手(31)の野球少年らしい振る舞いに、現地放送席には笑い声が響いた。
この日は先発予定のタイラー・グラスノー投手(32)が、腰痛で先発を回避。体調不良で3日(同4日)のパイレーツ戦での先発を回避し、8日(同9日)のロッキーズ戦(ドジャースタジアム)で登板予定だった大谷が、緊急で先発マウンドに上がった。
大谷は3回まで三塁を踏ませない好投。4回は先頭マウントキャッスルに三塁線を破る二塁打を浴び、暴投で無死三塁のピンチを招いた。
大谷はギアを上げて100マイル(約161キロ)超えの速球を連発し、カウザーを100・9マイル(約162キロ)で空振り三振、リベラはこの日最速の101・5マイル(約163キロ)の直球などで追い込むと、外角へのスイーパーで空振り三振に仕留めた。
自らピンチを切り抜けるかと思われたが、デーブ・ロバーツ監督(53)がベンチを出て降板。大谷は三塁ベンチへ歩みを進めながら、三塁ベース上のマウントキャッスルに笑顔を見せた。さらに、打球が三塁線を切れてファウルになる動きを両手で見せ、痛打を浴びた相手にまさかの振る舞いだった。
現地実況を務めた地元放送局「スポーツネットLA」のステファン・ネルソンアナウンサーは「ショウヘイは次のバッターとも対戦したかったでしょう…。おおっ、オオタニがキャッスルにあいさつをしています。ハッハッハッハッ」と大笑いした。



