【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)14日(日本時間15日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)がシーズン自己最多の135得点をマークした。「1番DH」で出場した敵地ジャイアンツ戦で6打数1安打。5打席凡退していたが、18安打とつながった打線の勢いに乗り、9回の第6打席で中前へのポテンヒットで出塁した。連続出塁を19試合に伸ばし、チームは2試合35安打23得点で2連勝。優勝マジックは1つ減って10となった。弾みをつけ、15日(同16日)から本拠地で強豪フィリーズとの3連戦を迎える。

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大勝ムードの流れに乗せられたのか、大谷の打球がポトリと落ちた。9回の第6打席、打ち上げたポップフライが中前へのポテンヒットとなった。連続出塁を19試合に伸ばし、その後、5番エドマンの適時打で生還。自己最多を更新するシーズン135得点をマークした。2試合連続の2ケタ得点で打線が奮起。地区優勝のマジックを10とした。

大谷は第5打席まで無安打に終わっていたが、2番ベッツが3安打、3番T・ヘルナンデスは4安打、4番フリーマンも3安打。中軸がつながり、効果的に得点を重ねた。ロバーツ監督は「意図を持って臨めば結果がついてくる。今シリーズは打席の質が高まり、その成果が出ている。内容ある攻撃ができていたのは大きな収穫」とうなずいた。大谷が打たなくとも、仮に主軸が抑えられても、カバーできるド軍打線の“らしさ”が戻ってきた。

個々の集中力の高さは大差の9回の守りにも表れていた。10-2の9回1死、4番手イエーツがギルバートに左翼線への二塁打を浴びた。だが、前日に頭部死球で欠場したマンシーは、ギルバートが一塁ベースを踏んでいないことを一塁ベンチから指摘。その後、アピールプレーでアウトとなった。ロバーツ監督は「カービー(イエーツ)はワインをおごらないとね。マンシーはよく試合を見ていた。素晴らしかった」と称賛。ベンチワークも光った。

一時は投打がかみ合わず、9月は5連敗スタートとなった。それでも徐々にチーム状態を上げ、15日(同16日)から本拠地でナ・リーグ東地区首位のフィリーズと3連戦を迎える。同監督は「引き続き、いい投手と対戦するが、今日チームとしてできたことは、励みになる」と力を込めた。2戦35安打23得点。チーム全体で、弾みをつけた。