【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、伝説的な二刀流のパフォーマンスを披露した。「1番DH兼投手」でフィリーズ戦に先発。メジャー自己最速タイとなる101・7マイル(約164キロ)をマークし、5回ノーヒットに封じた。降板後は8回の第4打席で50号ソロを放ち、史上6人目となる2年連続50号の大台に到達。また、投打で史上初の「シーズン50本塁打&50奪三振」も達成した。試合後はポストシーズンでのあらゆる起用法に備え、リリーフ登板からの外野出場にも意欲を示した。
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▼ドジャース大谷が2年連続50本塁打。日本人、球団初でルース、マグワイア、ソーサ、グリフィー、ロドリゲスに次いで23年ぶり史上6人目。ボンズも達成していない。50本塁打の最長は96~99年マグワイアと98~01年ソーサの4年連続。複数回先発した投手の50本塁打は初めて。
▼大谷は投手として50奪三振に到達した。50三振以上を奪った投手が、同一年に打者として50本塁打は初めて。MLBのラングス記者によると、50本以上打った投手の最多奪三振は1921年ルースの3だった。50奪三振以上の投手が打ったシーズン本塁打数は、上位5位までを大谷が独占(18、21~23、25年)。
▼大谷は投手として被安打0で降板した。被安打0は、今季2試合目の登板で、2回で降りた6月22日以来5試合目。20年は5四球と大荒れだった試合で、23年は降雨中断、右肘故障だった。被安打0での降板では、5回は過去最長となった。大谷が先発し、無安打を続けた最長イニングは22年9月29日アスレチックス戦の8回2死まで。
▼大谷が1回、本塁打王を争う2番シュワバーに投じた初球は、球速が101・7マイル(約163・7キロ)。6月28日ロイヤルズ戦以来2度目の自己最速タイ。
▼ドジャースは逆転負け。オプタスタッツによると、投手として5回以上を無安打に抑え、打者として本塁打を打ちながら、チームが敗れたのは近代野球で大谷が初めて。



